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2026年2月1日日曜日

読書 副業おじさん 傷だらけの俺たちに明日はあるか

10年くらい前、ボチボチ前の仕事を辞めることを考えていた時に副業とか資格取得とかを調べたことがあった。当時はクラウドソーシングなどが出始めてたところで、いくつかのサイトに登録し、1件5千円から3万円くらいの仕事になったこともあったのだが、食っては行けないことが早晩に判明、結局フルタイムの仕事に転職をし、こちらの方面は一旦忘れていた。

それから時が経ち、気がつくと定年とか、年金とかいうワードが眼の前をチラつく年齢になっていた、早いものだ。十年前と違うのは、子どもたちが家を出ており、大きな借金があるわけではないので、それほど稼ぎにこだわらなくても良いという点で、それならカメラマンでも配信業者でもできるのではナイダロウカ?と思っているのだが、世の中そんなに甘くはないよ、というのがこの本。

登場する副業は食品工場勤務、デリヘル送迎、ラブホテル清掃、アルミ缶回収、バリスタ、フードデリバリー等々、決してクリエイティブではなく、もはや最底辺と言っても過言ではない肉体労働の数々、体力に自身があったとしてもこんな仕事は出来ない。

おなじ著者で『ルポ 過労シニア 高齢労働者」はなぜ激増したのか』という作品もあるのだがこちらはもっとすごい。年金だけでは暮らせず、働き続けざるを得ない高齢者がぞろぞろ登場、外国人労働者から仕事上の注意を受けるとか、そんなことになっているのか、恐ろしい。